今現在も九州を中心に大きな地震が頻発していて甚大な被害が出ています。
こう言った大災害を1000年に一度とか1万年に一度と言われますが、
なにせ我々人類のライフサイクルとかけ離れていますので実感がわきません。
なので地球の寿命(あるのかどうか定かですらありませんが)を人間の寿命になぞらえて考えてみました。
先ずは地球の寿命を(考えたくはありませんが)想定しないといけません。
今のところ地球上で見つかっている一番古いとされる岩石(隕石)は放射年代測定法より45億年から46億年と推定されています。
では地球の最後とはいつのことなのか、正直どこを最後とするのか難しいところです。
太陽は地球とほぼ同じ46億年前に誕生したとされます。
その太陽は63億年後には赤色巨星となり膨張を始めその表面が現在の地球の軌道あたりまでになると言われています。
不確定要素が多すぎて巨星化開始から最大半径になるまでの時間とか、その時の半径とか、その際の地球の軌道半径とか分からない事だらけなのですがとりあえず63億年後を地球の終焉としてみます。
つまり…
地球の寿命:109億歳
地球の年齢:46億歳
一方で2014年の日本人の平均寿命(0歳児の平均余命)は
女性:86.83歳
男性:80.50歳
ほんとは女性の人口と男性の人口の割合から平均を出さないといけないのですが面倒なのでwザックリと83.67歳としちゃいましょう。
これを地球の寿命に当てはめると現在の地球は35歳と4ヶ月ほどに当たります。
働き盛りってとこですね。
さて年齢が分かったところでいろいろ調べてみます
40億年前(4歳7ヶ月):原始海洋ができ原始生命誕生
海が出来るとほぼ同時に生命が誕生したと言うのもなんだかスゴイなと
27億年前(14歳7ヶ月): シアノバクテリアが大量発生
なんのコッチャ?ですがこれにより酸素の供給量が増大したそうな
酸素が紫外線を吸収しオゾン層を形成したので地表に届く紫外線が減ったと
これでようやく地球上に生命体が繁栄するための条件が整ったわけです
10億から6億年前(27歳から30歳):この頃、多細胞生物が出現
いよいよ生命が多様化を始めます
雪球地球(スノーボールアース)仮説
完全に地球が凍りついたとする仮説で賛否両論があります
が、この時期を経て生命が爆発的に多様化したとの仮説にはなんだか納得
1億8000万年前(33歳11ヶ月):北はローラシア大陸、南はゴンドワナ大陸へと分裂し、ゴンドワナ大陸はその後、西ゴンドワナ大陸と東ゴンドワナ大陸へと分裂
1億4000万年前(34歳3ヶ月):西ゴンドワナ大陸はアフリカ大陸と南アメリカ大陸に分裂、その間に大西洋が成立
1億年前 (34歳6ヶ月):恐竜の全盛時代
6550万年前(34歳10ヶ月):生物の大量絶滅(白亜紀末)。この頃、恐竜が絶滅。
大陸の分裂と聞くと、どんだけ昔なんだとか思いますが実はつい最近だったりしますね
1億年前 (34歳6ヶ月):恐竜の全盛時代
6550万年前(34歳10ヶ月):生物の大量絶滅(白亜紀末)。この頃、恐竜が絶滅。
恐竜の全盛期は4ヶ月程度だったようです。盛者必衰…
ここからは年齢ではなく日付で換算してみます
ここからヒマラヤが出来始めるわけですが、たった4ヶ月で8,000メートルとか
1500万年前(42日前):日本海が出来始める
まだ日本は列島ですらないわけでして
それでもまだ今の日本列島の形とは少々違っていたようです
1万3,000年から1万2,000年前(52分前から48分前):日本列島が今の形になる
まだ1時間も経ってないって
じゃあ日本の山、富士山の生い立ちは?と言うと
70万年から20万年(47時間から13時間前):小御岳(こみたけ)が形成される
10万年から8万円前(6時間43分から5時間22分前):古富士が繰り返し噴火
1万1000年前(44分前):古富士山頂が噴火し新富士となる
309年前(12分28秒前):宝永の大噴火
富士山は最後に噴火してからたった12分しか経っていません
その富士山の山体と同程度の土砂を吹き飛ばしたとされる阿蘇カルデラですが
30万年前(20時間前)から9万年前(6時間前)までに計4回の大火砕流を起こしているそうです
その4回目の火砕流は、遠く海を隔てた秋吉台(山口県)まで達したと言うから驚きです
どうです?
因みに1000年に一度の災害って「4分に一度やらかしてる」と同義ですよ?
こんなのやらかしてるなんてレベルの話じゃありません
もう日常茶飯事、つか普通に見かける事象だって話ですよね
地球規模の話でも私達の時間に置き換えてみることで少しは分かるかなと思い
こんな無謀な事をやってみましたが、いかかだったでしょ?
0 件のコメント:
コメントを投稿